齋藤 俊輔さん
自分たちも、心から楽しいと思える「新たな挑戦」を!
~気付きを得て、その先へ
見せてやれ!俺たちの最高の一年を~
白河商工会議所青年部(※以下白河YEG)の令和7年度、第29代目会長に就任した齋藤俊輔さん。ご自身も活動を通して経験してきたという、新たな人や考え方との出逢い、様々な気付きを得るチャンス。仲間として一丸となることで、ひとつひとつの気付きが良い組織づくり、まちづくりにつながると考えます。齋藤さんに今年の熱い挑戦についてお話を伺いました。
── 白河YEG入会までの
歩みを教えてください。
小学校時代はソフトボール、中学校・高校は野球に夢中で、勉強よりも身体を動かすのが好きでしたね。母校である五箇中学校は昨年で閉校となってしまったことにはさみしい思いもあります。今後は地域全体で、学校施設の再利用を考えて有効に活用してほしいと思っています。高校卒業後は専門学校で土木関係の勉強をし、将来に必要な資格を取得しました。卒業後は須賀川市内で土木関係の企業に就職して、仕事の基礎から学びました。23歳のときに祖父が初代、叔父が2代目を務めた「斉藤鉄工」に入社しました。溶接など新たに専門的な技術を学ぶ必要があったので1年間学校に通って学び直したこともありました。令和5年に代表取締役社長に就任し現在に至ります。
── YEG入会のきっかけとこれまでの
活動で印象に残っていることは?
8年前、地元の先輩からの誘いもあり、横のつながりを広めていこうという思いから白河YEGに入会しました。人前で話をするのが得意ではなかったので、そういった意味でも勉強のつもりで入会したところもありますね。
これまでの活動としては2019年にイベント委員長として、夏のイベントやだるま市などに携わりました。このときはまだ経験も浅かったこともあり、責任の重さや周りの方々の支えの大きさを実感しました。2021年には未来交流委員会委員長となり、コロナ禍という厳しい状況の中ではありましたが、子どもたちだけでタクシーに乗って、課題をクリアしながら白河市内を巡る企画を実施しました。子どもたちに白河の新たな地域の魅力や新しい出会いを見つけてもらうことができたようで、記憶に残るような経験を提供できたと充実感がありました。
── 会長に就任、
今年の挑戦を教えてください。
白河YEG副会長を経て、2025年白河YEG会長に就任しましたが、今年はまずは白河YEG全体が足並みを揃えてひとつの方向に向かっていけるよう内部を強化させていきたいです。大小問わず多くの気付きを得て、それぞれが挑戦と成長ができるような組織づくり、一人一人が積極的に活動できる組織づくりをしていきたいです。具体的には会員一丸となって取り組めるよう、「企画室」を立ち上げ、例年通りの夏の花火大会イベントやペットボトルツリー、冬屋台など子どもたちの記憶に残る体験型のイベントの運営に取り組んでいきます。
── こみっと読者に一言
白河YEGは何をしている団体なのか?疑問に思う方が大半だと思います。土台となる組織づくりに注力しながら、SNS等を活用して事業内容を更新し広めていくので、興味がある方は気軽に声を掛けていただければと思います。地域にとってなくてはならない、もっと身近な存在を目指し、白河魂で挑戦していきます。
◆[プロフィール]◆
白河商工会議所青年部
第29代目会長
1983年3月21日生まれ(42歳)
白河市立五箇中学校、
福島県立石川高等学校、
国際情報工科専門学校(現国際情報工科自動車大学校)
を経て
現在、有限会社斉藤鉄工代表取締役社長
鋼構造物工事、建築工事、
土木工事の設計·施工および請負などを行う。
令和7年度白河商工会議所青年
29代目会長に就任(2025年4月~)