大栄 利哉さん

強肩強打の「打てる捕手」をめざし
学石の教えを貫きプロの世界へ!

 10月23日に行われたプロ野球ドラフト会議で、東北楽天から4位指名された学法石川高校3年の大栄利哉捕手。背番号も72番に決定、打てる捕手として期待が集まる大栄選手にプロへの抱負を語ってもらいました。

── この度はおめでとうございます!
   指名された時の状況は?

 自分では「選ばれるとしても5位か6位」と考えていました。だから予想より高い順位で読み上げられたときは本当にびっくりして、頭が真っ白になりました。
 いわきから学校にかけつけてくれていた両親にこれまでの感謝を直接伝えました。ただ、当日その場にいなかった兄にも、あの瞬間に「ありがとう」と伝えたかった。自分が小さいころ野球を始めるきっかけを作ってくれて、一緒に野球を頑張ってきた兄だったので。

── これからの過ごし方は?

 12月5日に行われた新入団選手発表会が終わったあとは、基本的に23日まで普段通りの学校生活を送ります。その中で基礎トレーニングも続けていて、プロの世界でしっかりやっていけるよう体力づくりの強度を上げて取り組んでいるところです。楽天イーグルスの泉犬鷲寮には、年明けの1月5日に入る予定で、その後はすぐに新人合同自主トレが始まります。

── 高校時代で一番の思い出は?

 やっぱりドラフト指名が一番の思い出ですが、個人的にはもう一つ、侍ジャパンU-18日本代表に選ばれたこと。プレーをしながら国際レベルの試合を目の当たりにできたことは、かけがえのない経験になりました。
 世界トップレベルのチームはスピードがまるで違いました。球速も、スイングスピードも、走るスピードも全てに圧倒されました。また大会期間中みんなと一緒に生活したのですが、選手一人一人の野球に対する意識の高さ、食事のこだわりなど多くを学ばせてもらいました。

── 石川町への思いは?

 故郷のいわきから来て中学一年で中谷寮に入りました。この学校は専用グラウンドから室内練習場まで野球に恵まれた環境が整っているし、いい意味で周りに遊ぶところが少ないので野球に打ち込むには最高の場所だったと思います。本当に有意義な6年間を過ごすことができました。
 学校生活以外では、桜の時期のあさひ公園の景色が好きでした。あとは部活を引退してからですが、週末はほぼ毎週のように天山に大好きな担々麺を食べに行くのが楽しみでした!

── 応援してくれる皆さんへ、ひと言!

 自分は石川町で過ごしたからこそ成長できたんだと考えていますし、支えてくれた皆さんに感謝しています。
 高校では、監督でもある佐々木順一郎先生から「心配をかけない選手はいい選手」と教えてもらいました。だから調子が悪くても味方に心配をかけないよう意識して行動してきましたし、結果が出なくても笑顔を忘れないよう心がけてきました。この姿勢をプロの世界でもしっかり貫いて、福島の皆さんに勇気を与えられるプレーを目指していきます。
 ここから球場のある仙台はすぐの距離です!少しでも早く試合に出られるように頑張っていきますので、皆さんで応援に来ていただければ嬉しいです!
 

 
 
◆[プロフィール]◆

大栄 利哉(おおさかえ としや)さん
学校法人石川高等学校3年生

 
2007年4月23日生まれ
いわき市立永崎小学校・
石川義塾中学校・学法石川高校
身長178cm 体重85kg
学法石川高校で捕手兼投手として活躍、
右投げ左打ちで1年生から4番を務める。
2年春に選抜高校野球大会出場。
高校通算13本塁打・遠投115m&
最速143kmの強肩が持ち味。
セカンド送球タイムは驚異の1秒81。
2025 U-18野球ワールドカップに
日本代表として出場、準優勝を達成。
2025年 東北楽天ゴールデンイーグルス
ドラフト4巡目で指名され入団。
「打てる捕手」としての期待値が
高まっている。
 
 

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