安田 貴久さん
永く、愛されるまちづくりを!
より学び、白河を盛り上げていきたい!
白河商工会議所青年部(以下白河YEG)28代目会長に就任した安田貴久さん。東京からUターンし、家業を継いだ経緯や、これからの白河YEGの計画についてお話をお聞きしました。
── 学生生活から、上京、そしてテレビ業界へ。
高校卒業後、浪人生活をして日本大学へ進学しました。とりあえず大学には入学しましたが、実はほとんど行かずに中退してしまったんですよね。当時は「自分探し」をしていたように感じます。そんな時代があって、数年経った頃、父の病気を知りました。「いい加減安心させたい」と、ようやく定職に就いたのが26歳の頃です。もともとテレビが好きだったことがきっかけで、番組制作会社に就職しました。数年間経験を積んだ後テレビ朝日の子会社に転職し、10年ほど報道番組を担当しました。テレビの業界で仕事をできたことはいい経験だったと思います。
── 白河へのUターン
父が他界し、改めて結婚や子育てを考えたときに、福島で暮らすことを決めて2017年に帰郷しました。現在は有限会社松新酒店の社員として、元気な母を筆頭に、ローソンの経営をしています。妻と4歳、2歳、そして6ヶ月の子どもたちと子育てにも奮闘中です。
── 白河YEGに入会したきっかけは?
YEG入会のきっかけは当時専務をしていた赤城さんからのご紹介でした。意外と地元に残っている同級生や友人って少なかったんです。右も左もわからず入会しましたが、まずは地元とのつながりが深められればと思ったのがきっかけです。
── 今年の白河YEGではどんな計画が?
4月から会長になりましたが、例年通りの花火大会やペットボトルツリーのイベントは引き継ぎつつ、白河らしい自然の美しさを再発見できるイベントにも挑戦します。11月と3月に谷津田川沿いをメイン会場に、竹馬などの昔の遊びや露店、マルシェを開催する予定です。隠れた観光資源のPRとともに、街なかの人との交流を深めていきたいですね。永く続けられるイベントに育てていきたいです。
また、震災から13年が経ち、震災を知らない子どもたちに向け、防災のイベントを7月に開催予定です。学校での避難訓練とは違った防災教育の一環になればと考えています。また行政のチカラも借りながら中心市街地活性化にも注力していきます。YEGの活動としてイベント事業だけではなく会員のスキルアップを図る勉強会も大切にしていきたいと考えています。
── こみっと読者に一言
白河YEGとして今後も地域や経済を盛り上げる活動を続けてまいります。ただ、私たちはキッカケを作っているだけに過ぎず、その主役は市民の皆さまです。ぜひ、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。現在、白河YEGには60名以上の会員がいます。地元を活性化したいという想いのある方は白河YEGにご入会ください。一緒に学び、白河を盛り上げていきましょう!
◆[プロフィール]◆
白河商工会議所青年部 28代目会長
1981年10月22日生まれ、
白河中央中学校、白河高校卒業後、
日本大学生物資源科学部中退
現在有限会社松新酒店、
ローソン白河駅前大手町店/
ローソン新白河2丁目店の店舗運営を行う。
白河商工会議所青年部(白河YEG)
28代目 令和6年度会長
(2024年4月~)