村民 こだまさん

まだまだ知られていない、
魅力的な泉崎村を知ってもらいたい。

~音楽と地域の魅力が木霊する音楽イベント
 「村へす」の開催に向けて邁進中!~

 県内を中心に活動するシンガーソングライターの村民こだまさん。数々のライブへの出演はもちろん、テレビCMソングの制作など精力的に活動を行っています。今回はこの夏、泉崎村で開催が決定した「村へす」の魅力やアーティスト活動のお話を伺いました。

── 最近はどんな活動をされていますか?

 2018年頃から本格的にシンガーソングライターとして活動するようになりました。ライブ活動を中心に、ウルトラFMにて番組「こだまカンタービレ」(2019年まで)を担当したり、楽曲提供やCMソングを手掛けたりしています。老舗菓子店の柏屋さんや花キューピット福島さん、ハウスメーカーのGLホームさんなどのCMソングは私が作らせていただきました。テレビで聴いたことがある方もいらっしゃるのでは?ライブもシンガーソングライターとしてだけでなく、これからは運営する側としても携わっていきたいと考えて活動しているところです。

── シンガーソングライターになったきっかけは?

 家に母のピアノがあって、1歳くらいからピアノで遊びながら音楽に触れていました。3歳から中学に入る頃までピアノを習っていたのですが、実は楽譜を読めなくて、いつも「耳コピ」で曲を覚えていました。ピアノの先生に課題曲をもらうとき、みんなは楽譜でもらっていたけど、私だけ先生がピアノを弾いて録音したカセットテープを渡されていたんですよ(笑)。今でもカバー曲をやるときは耳コピです。専門学校時代に弾き語りと出会い、魅力を感じましたが、今のようなシンガーソングライターとして活動するようになったのは2018年頃からです。須賀川のビートダーラナさんに友人に連れて行ってもらって、ライブやってみたら?と誘われたのが大きな転機だったと思います。2020年に風とロックpresents 「ACO ONE GRAND-PRIX」でファイナリストに選んでもらえたことも活動をしていく上で自信につながりました。ピアノとギターの二刀流で活動しているシンガーソングライターは珍しいかもしれませんね。

── 8月には「村へす」の開催が決まっているそうですが、
    意気込みを聞かせてください。

 普段の活動も精力的に行っていますが、今は特に「村へす」の開催に向けてがんばっています。昨年はまだコロナ禍だったこともあり、大きな規制はなかったものの、心の制限があったように感じました。今年は昨年より大々的に開催できそうで、アーティストとして参加するだけでなく、「村へす」開催に向けてそれぞれの村や町の方々と打ち合わせをしたり、開催場所を決めたりと、イベント運営にも積極的に協力しています。泉崎「村へす」は9組のアーティストの出演が決まっていて、地元学生と村民こだまとのコラボも企画しています。

── 読者の皆さんにメッセージをお願いします。

 とにかく泉崎村をみなさんにもっと知ってもらいたい!お蕎麦や新鮮な野菜などの美味しい食べ物も、豊かな自然も、泉崎村には魅力がまだまだたくさんあるんです。村へすには飲食ブースも出店します。音楽に興味がなくても、気軽に参加してもらって、来た人がそれぞれに楽しめる、村や町の魅力を発信できる、そういう新しい交流の場所にできたらと考えています。ちなみに、私の推しは「くるま食堂」のラーメン。大好きでよく食べます。
 

 
◆[プロフィール]◆

村民 こだま(そんみん こ だ ま)さん
シンガーソングライター

 
泉崎村出身在住
シンガーソングライター。
泉崎第二小学校、泉崎中学校、
白河旭高校出身。
ピアノやギターの弾き語り、作詞作曲、
編曲、ラジオ、テレビCMソングの制作など
活動の場を広げている。
スイカが大好きで
モチーフにしているほど。
2021年待望の1stアルバム
「ことだま1」発売。

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