遠藤 早織さん

水の上で、心も体も解き放つ。
サップヨガで伝える「今を大切に生きる」力。

 西郷村を拠点に、ヨガ・サップヨガ・ピラティスのインストラクターとして活動する遠藤早織さん。看護師として約27年間 、命の現場に立ち続けた経験を活かしながら、心と体を整える時間の大切さを伝えています。Beauty Japanへの挑戦では、福島・西郷村の自然の魅力と、自分らしく前向きに生きる姿を全国へ発信しました。

── ヨガに出会ったきっかけを
   教えてください。

 コロナ禍の頃、子育てもひと段落し「何か自分のために始めたい」と思ったのがヨガとの出会いでした。ヨガを始めたら、心が穏やかになり、体が軽くなる感覚があり、「ヨガの魔法」にすっかり夢中になりました。看護師として長く医療現場にいた経験から、体の不調や心配ごとを相談されることもあり、膝や肩の痛み、呼吸の浅さなど、一人ひとりに寄り添えるのは、看護師経験があるからこそだと思います。

── サップヨガの魅力は
   どんなところですか。

 水の上にボードを浮かべて行うので、自然と体幹が鍛えられます。でも一番の魅力は、ボードの上に仰向けになって空を見上げる“何もしない時間”です。太陽の光、風の音、水の香りを感じながら、自然に身をゆだねる時間は本当に贅沢です。水に落ちてもいいんですよ(笑)。声を出して笑って、いろいろなものを流す。その楽しさを味わってほしいですね。

── Beauty Japanに挑戦した
   理由を教えてください。

 84歳の女性との出会いが大きかったです。亡くなられたご主人との思い出から「サップをやってみたい」と挑戦された方で、体験中に「うれしい、楽しい、幸せ」と満面の笑顔を見せてくれました。その姿を見て、年齢に関係なく挑戦することの素晴らしさを感じたんです。その後、Beauty Japanのお話をいただき、外見ではなく内面の美しさや社会への思いを伝える大会だと知って、「私も挑戦してみよう」と思いました。

── ご自身の経験から
   伝えたいことはありますか。

 29歳の時に脳腫瘍で余命宣告を受けました。看護師として患者さんを支える側だった自分が、今度はベッドの上で命と向き合う側になったんです。明日が当たり前に来るとは限らない。だからこそ、自分を大切にして、今ある小さな幸せに気づいてほしいと思っています。ヨガやサップヨガを通して、心と体を整える時間を届けたいです。

── 今後の目標と、
   読者へのメッセージをお願いします。

 ヨガと温泉を組み合わせた癒しの場づくりや、子どもたちが新しい体験に触れられる機会を増やしていきたいです。地元の自然や施設を活かしながら、地域の方に楽しんでもらえる活動を続けたいですね。これまで多くの方に支えていただいたので、今度は自分の経験とスキルで、地域に恩返ししていきたいと思っています。
 ヨガもサップヨガも、年齢や体の硬さは関係ありません。「少しやってみたいな」と思ったら、ぜひ気軽に参加してみてください。西郷村の自然の中で、自分を大切にする時間を一緒に楽しみましょう。
 

サップヨガのご予約はこちら
 
 
 

◆[プロフィール]◆

遠藤 早織(えんどう さおり)さん
ヨガ・サップヨガ・ピラティスインストラクター・看護師

 
西郷村在住。
表郷中学校、
白河女子高校〈現・白河旭高校〉卒。
白河厚生総合病院附属看護学院を経て、
看護師として約27年間勤務。
現在はヨガ・サップヨガ・ピラティスの
インストラクターとして活動。
Beauty Japan東北South
グランプリを受賞し、
全国大会にも出場。
 
 

前の記事

白熊 優太さん