細井 潤さん

コミュニケーションカと
職人肌の技術力と向上心。
ハイブリッドな温かいIT企業の魅力とは。

 須賀川に本社を置くIT企業、株式会社クラフトは今年で創業40周年を迎えます。7月から3年目の就任となる三代目の細井潤代表取締役社長に、会社の魅力とこれからのビジョン、大切にしていることをお聞きしました。

── 株式会社クラフトとは
どんな会社なんですか?

 普段何気なく、当たり前に使っているデジタル機器。様々なソフトを使って仕事をしたり、家計簿をつけたり、電源を入れれば私たちに幅広い可能性を与えてくれます。実は、身近なソフトウェアやアプリケ—ションを主に作っている、いわゆる「IT 」の会社が株式会社クラフトです。社員は現在41名、社内で働く人、クライアント企業に出向き開発に取リ組む社員もおります。常に「ものづくりの精神」を忘れずに、人と社会がより良いベクトルで関われるよう、向上心と前向きなコミュニケ—ションをもって日々取リ組んでいます。

── 細井社長は3代目とお聞きしました、
どのような経緯で今に至るのでしょうか?

 須賀川に根ざして40年、私の代で3代目です。元々は音響システムのエンジニアだった父の代から始まりました。アナログからデジタルヘの変化に気づいた父が先駆者です。そして現在のソフトウェアやアプリケーションの開発といった事業形態へと発展していきました。私自身は、代表に就任してこれから3年目のスタートとなりました。職人肌とコミュニケーションカのハイブリッドが社風になっていると感じています。社員の皆とともに「ちょうどいい熱量」で成長していければと考えています。

── これからの株式会社クラフトを
どんな会社にしていきたいとお考えですか?
また社内外でのアクティビティも盛んとお聞きしています。

 趣味が一つあるだけでも、そこからコミュニケーションが広がったりすることがあると思うんですよね。この間は社内キャンプで「ワニの手」を食べたんですね。もちろん賛否両論でしたが(笑)、ワニの手ってなかなか食べないと思うんです。でもその経験がコミュニケーションのきっかけになったりすることもあるんじゃないかと。仕事でも趣味でも「やるかやらないかで迷ったら、やってみる」っていう気持ちを私は大切なことだと思っています。もちろん参加自由で、キャンプやサバイバルゲームを社員を募って催すこともあります。特にサバイバルゲームはチームカや先を見通す力が重要で、仕事にも活かせると思うんですね。他にもゴルフ、釣り、ロードバイク等、何より私自身が多趣味なんです。そういうところに興味を持ってくれた社員が一緒に楽しんでくれることも社内の潤滑油になっていると感じています。

── 須賀川への想いをお聞かせください。

 これからも株式会社クラフトでは、福島・須賀川を「核」にデジタル化から生まれる効率化やモビリティを促進できるDX化を進めていきたいと考えています。よき相談相手として、日々進化するIT技術への向上心はもちろん、ITという持ち味を生かして、地域との連携にも積極的に取リ組みながら、よリ暮らしやすく、私たち自身も楽しめる須賀川に尽力していきたいと考えています。
 
 

◆[プロフィール]◆

細井 潤(ほそい  じゅん)さん
株式会社クラフト 代表取締役社長

 
1977年生まれ(45歳)
須賀川市立第二中学校、安積高校出身
東京理科大学、大学院卒業後
関東の企業にてシステムエンジニアとして働く
リーマンショックを契機に地元須賀川に戻り
父が創業したクラフトに就職
2020年株式会社クラフト代表取締役社長に就任
趣味はキャンプ・サバイバルゲーム・サイクリング・釣りと
好奇心旺盛な一面も

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